シェアハウス管理人のつぶやき ~趣味編その③ 私とムスタング ~

 

ムスタングとの出会いは30年ぐらい前、私が20代の頃に遡ります。当時のバンドメンバーが名古屋・京都・奈良在住だった為に月の半分は京都、半分は名古屋でリハをしていた訳ですが、名古屋でリハをする時は御器所のとある楽器店併設のスタジオにお世話になっていました。その楽器店は国産入門者グレードのギターは一切なく、ちょっと渋目の商品、ご主人さんの趣味が随分と反映されたラインナップでした。そこで出会っちゃったんですよね・・・赤いのと。

当時所属していたバンドはツインギターのハード系バンドで、ギター2人は漢のアン直派、今でも尊敬する〇〇さんはマーシャル、私はメサブギーレクチファイアーにほぼエフェクター無しでぶち込む所謂チョッケラーでした。アンプ直だと使っている機材本来の音がかなり出音に反映される為、より良い音を求めて高品質シールドを使ってみたりアンプの真空管を変えてみたり試行錯誤の毎日でしたが、行きつくところはやはりヴィンテージ物だね、の流れになってしまいベースの△△さんはオールドスティングレイ、ギターの〇〇さんはオールドマーシャルを手に入れGibsonフライングVを使いブリブリの音を出していました。私は当時、ギターの〇〇さんが以前のバンドでモニターをしていた某国産2シングル・アクティブPU搭載のストラトを貰ったも同然に使っていましたが、そもそもアクティブPU大好きでドライブサウンドもハイゲインが好みだった為、オールドギターにはさほど興味が湧きませんでした。そんなある日の事、いつものリハで御器所の楽器屋さんについた時に壁に掛かっている赤いのを見つけてしまったのです・・・それはご主人さんが自らアメリカで買い付けて来た1968年製のUSAムスタングで、やっと届いたばかりのギターとの事でした。

手に入れたいギターがある時人は大体そう言うと思いますが、そのムスタングを見た瞬間、私を買ってくれ、使ってくれ!!と叫んでいる様な気がしました・・・それまでは左右非対称のオフセットボディが野菜みたいで大嫌いだったのに、ショートスケールで使いにくいのに、おまけに赤いギターなんて大嫌いだったはずなのに全て一瞬で吹き飛んでしまいました。ここから私のムスタング遍歴が始まる訳です・・・ちなみにこの1968年製(違う気もする)赤ムスタングもヴィンテージ品としては価値ゼロなぐらい手を加えております、もちろん手放す気が無いからですよ!!

 

後ろの赤いのが件の1968年製フェンダーUSAムスタングです、現在はこれにフェルナンデスMT-70も加わりました。手前の赤は一番お気に入りのBlade MS-2(赤)です。

 

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